まだまだ韓流全盛ですが(海外ドラマの話題)

私の中でNHKの海外ドラマと言えば『ビバリーヒルズ高校白書』(以下ビバヒル)などのアメリカンドラマ(以下アメドラ)。ビバヒルも『アリーmyラブ』もどっぷりはまって見てました。ビバヒルはスカっとしたアメリカ西海岸が舞台の割にぐだぐだな人間関係が、『アリー…』はおふざけとシリアスの混ざり具合が楽しいドラマでした。

もう一つハマってたのが、本国では11シーズン目になってるらしい『ER 緊急救命室』です。
NHK地上波でもこのクールから第9シーズンが土曜深夜に放送されています。
最近気付いてひさびさに見てあの病院の喧噪がとても懐かしかったです。

アメドラの魅力の原点は、スタッフ(脚本、演出など)の質の高さにあると思います。
ERに関して言えば、脚本・製作総指揮はかのマイケル・クライトンジュラシックパークの作者であり医学博士号を持つ作家)ですし、そりゃ緊急救命室でのシーンに臨場感あるのも当然ですが、ERに運ばれてくる患者のちょっとしたエピも、そこで働くドクターや看護婦のエピも、恋愛もエイズ・人種問題など、ともすれば重くなりがちなエピも、一定の目線でクールに見せてくれるから、見てるこちらも変に萎えずにすむのです。湿っぽくなりがちな舞台での物語でも、あくまでクールな表現で。
それらのエピをテンポよくスマートに見せるテクニックも相当なものだと思います。

日本のドラマにも病院ものけっこうありますが、どんなにクールな役柄や役者が出演していても、
結局ただようテーマ(命の重さっての?)やその表現がステレオタイプで、辟易してしまうのです。そんなの解ってるよって。てかモロ緊急救命室ものがあったと思いますが『ER』の向こうをはるにはかなり厳しい気がします。

そんな私もTVでやってれば見てたという感じで結構飛んでるエピがあり、
この際、第1シーズンから、DVDでがっつり見直してみようかなと思ったり。
第1シーズンにはタランティーノが出てる回があった気がします。
この頃出ていたジョージ・クルーニーは今やすっかりハリウッドスターですね。
ハリウッドスターといえば『アリー…』に出ていたルーシー・リューもか。
でもドラマと映画の住み分けが出来てるのか
ドラマで主演してる役者さんがハリウッドでも主役級かというとそうでもないようです。
日本はそんなことないですもんね。あ、でも舞台役者さんは違うかな。

ER 緊急救命室 I ― ファースト・シーズン DVD セット vol.1の画像
ER 緊急救命室 I ― ファースト・シーズン DVD セット vol.1