ファンサイトが新しいファンを生み出せるか

ハロプロWEBサイトに関するいくつかの記事を見かけました。
ハロプロWEBサイトとはプログを含むハロプロを主素材としたファンサイトのこと。
やふー検索でヒットするファンサイトが減ってること、内容が画一化しているこを
ハロプロWEBサイトの衰退を象徴していると憂いていらっしゃる
というのが概略と私は理解しました。
その根底にファンサイトが『ファンを増やす』一端を担っているという考えが
あるように思いました。

果たしてファンサイトが新しいファンを生み出せるのでしょうか。
この事について考えてみました。


もしも私がTVや雑誌などでちょこっと見かけて関心を持った人がいたとして、
その人のプロフィール・ニュースなどの情報を最初にネットでチェックするのは
たぶんオフィシャルサイトだと思います。
ファンサイトをチェックするのはある程度知識が深まってからではないかと。
でないと書かれてることも話題も理解出来ないですよね、ディープなお話が多いので。

ただ、いったいどうゆう人がファンなのかというのは気になりますよね。
簡単に言ってしまうとファンのタイプとか書かれている事から感じられる空気とか。
そこであまりにも現実とかけ離れたものを感じてしまったら、
正直そこで引いてしまう事もあるでしょう。

つまり“一般人を意識するなら”ある程度の客観性は必要と思います。
でもそこに質を求めるのはかなり難しいと思います。所詮個人サイトなので。
たとえば所属事務所などがガイドラインを設けて、それを守ればオフィシャルとして認定するなどの仕組みがあれば線引きはできると思いますが、
全てを規制するのは不可能ではないかと。
それはネットに関わる人は大方認識している事と思います。
そう考えるとその質からファンを生み出すというのはとても難しいことに思えます。

ではファンを生み出すのは何なのか。
もうこれは凄く当たり前の事なのですが、
“アーティストそのものがもつコンテンツの質”以外ないのでは。

“アーティストがもつコンテンツの質”とはファンを生み出すインフラみたいなもので、
それが整備され整っていないと魅力あるアーティストには感じられないと思います。
でもハロプロにおいてはその一部を2chを代表とするWEBサイトがかなりな割合で
担っているところもあるようですが、それも『ファンを生み出す』というより
『既存のファンに対する活性化』というのがその役割と思います。
(とゆう私はそこから生まれたファンですがかなり特異な例と思います)

長くなってしまいましたが、ともかく結論を言うと、
ハロプロファンサイトは彼女らのイメージの一部である
(アーティストのインフラの一部である)という事は否めないが、
そこがきっかけでファンになる確率は低いのではないかなと。
(ファインサイトの質について精進するのを否定してるわけではありません
 でもその質をジャッジするのはファンになろうとする初心者には難しい思うのです)

それを左右してるのはやっぱアーティストの質だと思うし、
個人のwebサイトの状況も含め、それに責任を持つべきなのは
事務所なりプロモーション責任者なりだと思います。
プロモーションの世界でもプログ・SNSなどが重要視されている現在で、
それを戦略として無視してるわけないはずです。

などなど…私の思うところを書いてみました。
ツッコミ・ご意見などありましたら、コメントでどうぞ。

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