オリビアっすぃ

劇団シニアグラフィティ第7回公演
昭和歌謡シアターオリビアを聴きながら」〜
(新宿 全労済ホール/スペース・ゼロ)
12月1日昼公演を見た感想です。

お芝居は千秋楽を迎えましたが、ネタバレあるので一応隠します。

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●お芝居の総評的な事…

昭和歌謡でお芝居を”のコンセプトは良いのだけど、
タイトル曲と物語の結びつきに説得力がいまいち感じられなかったのと
間に入る歌に思考を切られてしまうのがこのスタイルの難しいところ。
せめてタイトル曲はフルコーラスで物語と絡めてうまく見せてほしかったなと。
しかも今回の様にダブル主役みたいな設定だと
それぞれのシーンも短くなっちゃって感情移入にはさらに厳しい感じ。
正直歌もお芝居もどちらも言葉足らずは否めないかな。
これっていう見せ場も私にはいまひとつ解りずらかったですね。
普通に考えたらテーマソングを歌うシーンと思うけど…

吉澤さんの役所は親子ほど年が違う新婚カップルの奥様役、
そんで森口さんが倦怠期気味のカップルの奥様役で、
このふたりが瓶ビールをラッパ飲みしながら
それぞれの心境を話り合う場面があるのですが、
こういうシュチュだと観客も自然と聞く体制になれるし、
もう少し長い時間ふたりに語ってほしかったなと思いました。

●よっちゃん的見どころ…

新婚奥様役は確かに赤面物のセリフのオンパレードでしたね。
それを精一杯かわいらしく喋ってたと思います。
でもジャングルに散歩に行ったとか聞くと
なんか動物を捕まえて来そうな感じがしちゃったw

歌謡ショーのパートではよっちゃんとアヤカさんが
『メロディーズ』をジャズアレンジver&黒いシックなロングドレスという
大人なシュチュで歌ったのですが、
よっちゃんの歌声はなんだかやっぱり爽やかな感じがしちゃいましたね。
あの曲は歌ってるふたりがカップルに見えちゃうくらいでないとね。
ドキドキするくらいやり切られても困っちゃったかもだけど、
せっかくの機会なのでそんなよっちゃんも見てみたかったかも。

劇中に歌ったGAOさんの曲もこれまた爽やか。
ちょっと荒削りなくらいの歌い方で聴いてみたかったりもしたけども。

てゆーかなんで髪切ったのかな・・・
この舞台に関しては長い髪のほうがハマるように思うけど・・・
新妻役なのにどこかしらオトコマエに見えちゃうしw
お得意のテレ隠し☆カナ
出演者の中で一番年下だったらしく
歌のMCの時の語り口にそれが感じられて新鮮でした。