ちかごろ芸能界もそんな感じだけど

海外に頼りすぎるのも危険なのかもねと、今日の中国レアアースのニュースを見て思ったのでした。
中国政府からの公式な発表はなかったようですが、情報だけでも威力十分でしたね。日本の主幹産業であるハイテク製品製造につかっているある種のレアアースのなんと97%が中国製だとか。そりゃ大きな圧力になるわね;

日本は食料品も石油などの資源もかなりの率で海外からの輸入にたよっていたり、観光や自動車産業でも日本の景気が低迷してるので海外マネーに頼らざるをえないけど、あまりそればかりに頼っていると、こういう時立場弱いですね。

ちょうど今夜、某国営TVニュース番組で日本の不動産やリゾート開発に資金を提供する海外の投資家が増えてるという話題をやってました。
これもまた国内の不景気の影響と思われますが、いつもひと味ちがう事いうシンクタンク代表の女性がまたうまい事言ってたなと。
お金だけじゃなく知恵も提供してもらったら良いって。
お金は提供する国が不景気になればそれまでだけど、そこで海外流の経営ノウハウみたいな新しい知恵を身につければ、無駄にはならないものね。
そしてもうひとつ、レアアースのニュースの中で(キャスターさんか解説者の人か忘れましたが)こういう事がきっかけで日本の新しい技術が生まれれば…とも言ってました。

思えば戦後なんにも無いところからはじまり工夫して今に至った日本ですが、改めてあの頃の物作りに関わっていた人たちが持っていたバイタリティを思い返してほしいものです。言っても日本はやっぱ名だたる技術大国だと思うので。
あと経済活動そのものも日本の中だけでなんとかなるようにならいものでしょうかね。これって共産主義とかになっちゃうのかな;でも輸出で好景気になったがゆえに世界同時不況に巻き込まれてしまったようにも思うのです。

経済も資源も海外に偏りすぎてると、そのために、いつか日本はどっかの国の植民地みたいになってしまいそうです。

そんなタイミングもあり、中国人船長の釈放の措置では政府に対する批判の嵐だけど、この“圧力に屈した”的な印象を覆すもしくは巧い事利用する政治的措置を、政府にはなんとか講じてほしいですね。