どうしちゃったの? マガジンハウス


コンビニで雑誌コーナーを見てあれって思った。
Hanakoってこんなだったっけ?って。
表紙が観月ありささんでどうやらデジタル家電が特集のメインのよう。
あとはファッションとかインテリアとか旅とか。
でもってananも表紙が石川亜沙美さんで、ファッション&小物特集。
ぱっと見、差がないし、内容も大差ないって気がしてしまうのは、私だけ?
あのケンドーンの表紙は今さらかもしれないけど、ぱっと見の違いって大事では。
デジタル家電でもHanakoが選ぶってところが、表紙にフューチャーされてないと…
同じような特集もう他の情報誌でやってるし。


かつてあれほど影響力のあったマガジンハウスの雑誌。
でもそれはやっぱ内容や見た目にとてもはっきりしたカラーがあったからだと
思うのです。だからみんなが憧れたり、読む事で夢を持てたりしたわけで。
ここまで実用に走ってどうするのかと。
今やananにそれを求めなくなってしまったのは、
そういうイメージが最近の誌面しかふれてない人には抱けないからだと思います。
かつてはファッションといえばananだったのに。
今やインファスの『STUDIO VOICE
rockin'onの『 H 』 のほうが、
そういう意味では記事もアートワークも勝っているのでは。
実際そういうふうに買ってるし。
今週号のananの内容を求めるなら、たぶんminiを、
同Hanakoなら、日経ゼロワンとか、モノマガジンとを買うかも。


雑誌が売れない時代だから仕方ないかもしれないけど、
今こそ、その気概を見せて欲しいと思うのです。