歌うべくして歌う人『オーラの泉』

月曜深夜『オーラの泉http://www.tv-asahi.co.jp/aura/
9/12は先週にひきつづき和田アキ子さんでした。
先週はなぜか録画が中途ハンパで肝心なところが切れちゃってましたが、
今週はさらにアッコさんの今後に関わる江原さんの霊視がありました。

まず守護霊は中国の高貴な方、でも不自由な生活で幸せではなかったそう。
そして、驚愕したのが補助霊としていついてるというふたりの黒人歌手。
一人はつい最近なくなられたレイ・チャールズ、そしてもうひとりはなんとビリー・ホリディ。

レイ・チャールズは生前に面識があったらしく、対面したときにアッコさんの歌と声をとても評価していたそうで、補助霊となった今『歌いたい歌を自分のために歌いなさい』とメッセージを送ってるとか。

そして、ビリー・ホリディ。 http://sound.jp/rosesings/study06.html
ビックバンドJAZZ時代(1930年代〜40年代)に活躍した、偉大な歌手。
その歌声はとても個性的で、楽器のように声を操る、
声というよりもサクスフォンの音のようなだなと思ったのが私の印象です。
代表作『Strange Fruit (奇妙な果実)』はかなり重めの曲ですが、
ビックバンドをしたがえたスイートなJAZZも歌っています。
彼女の人生は苦難に満ちたもの、そのなかのひとすじの光が“歌”。
だから志なかばにして離れてしまったことが心残りだったのでしょうか。
どこで彼女の魂がアッコさんを見つけたのか解りませんが、その彼女が涙ながらに
訴えてるという美輪さん。『私のぶんも歌ってほしい』と。

それはなぜか。

実はアッコさん、歌う事に疲れたらしくこの番組収録直前に『辞めたい』と事務所関係者に表明していたのです。アッコさんの歌いたい歌と求められるもののギャップに疲れちゃったそう。

でも、レイ・チャールズの魂は『歌いたい歌を歌いなさい』と言ってる、
ビリー・ホリディの魂は『歌う事を辞めないで』と言ってる。

それを聞いたアッコさん、自分の歌にたいする気持ちを語るうち、
失いかけた情熱がみるみる蘇ってきたようです。
きっと今頃『歌いたい歌』を歌うために動き出してることでしょう。

こういう事、狂信的に信じてる訳ではないのですが、
自分でも、なんでそう思うか、そうしたいか、そう感じるのか、
うまく説明できない感情は、だれにでもあると思うのです。
その原因がこういう事だとすると、妙に納得しちゃうし、
なんかとても勇気が湧いて来ませんか?
守られてるって気がしたりとか、誰かの思いを引き継いでる気がして。
(もちろん良い事ばかりではないようで、
 人によってはそれと戦わなければならない人もいるようですが)

少なくとも、
今自分がなんでここにいるか、こうしてるのか。
それに意味があると思うだけでも。

その事に大きな実像を意識したアッコさん。
彼女の歌、これから注目したいと思います。