ブランドの空洞化はいつからはじまった?

ブランドとはもちろん娘。ブランドの事。
いわゆる愚痴みたいなものなので読みたい方だけどうぞ…

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確立されたのはやっぱラブマの時だろう。
当時は時代を象徴する現象くらいの勢いだったし。
そして今の扱いもその時作られたブランド力があるからこそ、
というのは当時集められる元娘。現娘。をコンプリートした
NHK紅白やTBSとくばんで証明済み。

モー娘。は知ってても今のメンバーが誰かを知らない。
ラブマは知ってても最新シングルは聴いた事がない。
これがつまり空洞化ということ。

老舗百貨店の包装紙買いにいつまで頼っても、
買い物に来る人がさらされている情報はそんなものとは違う価値を気付かせる。
老舗百貨店の包装紙も時代にあったリニューアルは必要だ。
そしてもっと重要なのはそれで包む中身だ。
その包みを手に入れたときと同じドキドキやワクワクを
包みを開いた時にも感じられるかどうかだ。
期待してあける。そして、ん?って思う。包みは好きだけどなんか腑に落ちない。
なによりワクワクしない。買い物って楽しいはずなのに…
違う包みでも楽しみを見つけたらポロポロとこぼれ落ちるように顧客が減って行く。

それはいつからはじまった?

それはたぶんメンバーチェンジと卒業が
モー娘。ブランディング手段として形式化した時からではないか。
実際メンバーの卒業は一種の会員特典ようなもので、
今まで応援してたものでなければその価値を知ることはできない。
卒業だけでなくメンバーにまつわる様々なエピソードも同じ事。
一般人にその価値はわからない。
『こんこんとまこっちゃんが卒業しちゃうんだよ(泣)』
『へぇ…(って誰?)』
みたいな。

だからそれにまつわるセールスを中身の質の成果と勘違いしちゃいけないのだ。
あくまで会員特典特需なのだから。

ブランドはその魅力を維持する為の活動をし続けなければ価値は下がって行く一方だ。
人々がその価値を認めなければ最早ブランドと言えないのだ。

モー娘。だからといっていつでも誰でもが振り返ってくれる時代は
何もしなければいつまでもつづくものではない。
いつかは追い抜かれ置いてかれる。
そんな危機感を制作サイドは感じないのだろうか。
そんな日がすぐそこに来てる気がするのは私だけ?