書き忘れてた事 その1(大石静さん)
大石静さん(大河『功名が辻』脚本家)がNHK『クイズ日本の顔』ゲストの時、
脚本などについておっしゃってた事のメモ。
・起承転結を考えて書かない。
それよりも見る人が次はどういうシーンが見たいかを考える。
・セリフは語尾が大事!
役者がアドリブでそれを変えるなんて有り得ないし、
すばらしいアドリブも見た事が無い。
・書いてるとこのVも流れましたが、
PCで、どでかい液晶ディスプレイ(21インチくらいか?)を前に
タカタカ打ってました(アプリは? ちょっと見えなかった)。
そして鏡を見えるところに置いて自分が良い表情をしてるかチェックするそう。
でないと良いセリフが書けないんだって。
・ドラマにかかわるスタッフみんなで創ってゆくという気持ちでのぞんでる
脚本は場面切り替えのテンポもだけどセリフも脚本家の腕のみせどころ、
人によっては書く人もいるかもしれないけど、
こまかい芝居とかは演出家の仕事って事なのかな。
あとスタッフであるというスタンスを保ってるってとこも
小説の作家さんとかと違うとこかなと思いました。