モーニング娘。31stシングル レビュー


歩いてる

歩いてる


ジャケはDVD付限定版のが好きかも。
ラブマっぽいですね。
ディスクはベースの(たぶん)シルバーが意味ないね。
それで文字とか見えずらくなってるし。
白ベースのほうが良いと思う。


以下曲の感想。えっと一応隠します。



タイトル『歩いてる』は前向きな応援歌。
ここ数作ネタ系の曲が続いてけどヒサビサにフツーの曲だなと。
今までので言ったら『ふるさと』って感じかな。
彼女らのこーゆーシングルもっと出してほしい。


詩はなんつーかまとまりがないですね。
それっぽい言葉を思いつくまま並べた感じ。
なので全体として眺めた時にん?と思うところがある。
ひとつひとつの言葉に惑わされちゃうけど
いったい何が言いたいのか、何のたとえなのかわからない言葉がちらほら。


たとえば1コーラス目の“世界中の歌が聞こえるような距離になるさ”は、
世界中の歌って何?とか、“距離”って何と何の?とか。
その答えがどこにあるのか、私には今のところ謎。


2コーラス目の“その言葉があれば元気になれる”は、
“その言葉が”は前のふたつのセンテンスの事(若いなんて…のとこ)かもしれないけど
それで“元気になれる”って言われてもピンと来ないし
“君”という代名詞にしては言ってる事がおっさんくさいw


あと“平和”とか“自然”とかのどっかの公官庁にアピってっぽい言葉も
なんだか現実的だなぁ…と。
こーゆーのを別の言葉に置き換えて詩にするのが作詞と思うが…


最初のセンテンス


“歩いてる その先の空へ まだ見ぬ未来へ 胸に愛を抱いて”


こっからはじまってるのだから、
すべての言葉が、この世界観=“愛があるから(未来に)歩いていける”
を思わせてくれたら、もっと曲に浸れたかもなって思いました。
その色々な“愛”がこれだよっていう曲だと、
そういうメッセージをいろいろ盛り込んだ曲だと私は解釈してるので。


サウンドは、デジタルでももうちょっとなんとかならんかなと;
なんかふわふわしてどんな音世界を創りたいのかが弱い。
曲はサビのリフがキモかなと。
まぁ『色っぽい じれったい』みたいに耳が痛いって事がないだけマシか
※訂正、それなりのボリュームで聴いたらやっぱ痛かった--
変調のところ(1コーラス目でいうと“世界中の…”のとこ)のエコーはなくていいような。
パート割りもも少しまとまった分け方にしてほしいなぁ。
歌はみんな真っすぐ素直に歌ってるんでない?
聴く人もだけど歌ってる人も元気になる曲かもね。


C/W『踊れ!モーニングカレー』は一回しか聴いてないのでノーコメント…


つーことで、今回は歌詞について多めにツッコンでみましたが、
それはやっぱこの曲をメッセージソングとしてそれなりに認めてるから。
現在進行形のタイトルは良いね。この曲ではいちばん明快かも。