ハロプロ商法のなんちゃらかんちゃら(サイゾー 10月号の記事について)

サイゾー 10月号のハロプロ商法の記事を読みました。
私なりに要点をまとめると
ハロプロ商法”とは固定客からいかに¥を出させるかってことらしい。
市場を広げるのではなく低コストで客単価をあげるビジネス手法。
記事中の市場の計算の仕方が私と一緒
(CDの初動を固定客として一人当たり年間いくら使うかで市場規模を計算)
年間100万円使うひとは1万人もいないと思うけど
固定客のうちの少なくとも半数近くは10万円はつかってるんじゃなかな。
とするとそれだけで15億・・・ってぜんぜんグループ年商の方が上じゃんw
やっぱ1万人いるのかもね。
でその年商のほどんどがCD以外の売り上げというのが実態とか。

そんなそろばん勘定はともかく、
この記事を読んでいちばん考えてしまったのは
曲とかライブとかお芝居とかイベントとかグッズとかの質の劣化は
それを受け入れてるファンにも原因があるのではないかと思ったこと。
クオリティ落としても売れる(買ってる)から
だからあんな商品の連発なのかなと。要は嘗められてるのよね。
確かに文句言いつつも買ってるしライブとかも行ってるもんね。
そう思うとそんな行動があの子達の活動の場の環境を
悪くしちゃってるかもしれないなと思ったの。
その場がなくなっちゃうのはもちろん嫌だけど
手放しで応援するのは諸刃の剣なのかもしれません。

でもね、仮にも音楽事務所がそのプライドを捨てちゃってどーすんの?と。
一番問いたいのはそこんとこ。
まぁ会社なんだからちゃんと経営するのは大事かもしんないけど、
音楽の神様がどーとか、聞いてあきれる。

参考>2006年05月30日の記事