ロックとメッセージ(音ガタ新曲話)

某♂Pによると、こんどの音楽ガッタスの新曲は、『メッセージを含めて“現代におけるロックとは何か?”というテーマで作り上げた』らしい。
でもどこにも彼なりの答えが見当たらない。
曲中にあるのはエコだったり平和だったりのいわゆる常套句。
つまりそういう事を歌うのがロックっていうこと?
そんな曲世の中に星の数ほどあるじゃん。
そしていつも思うんだけどこの人の言う“ロック”ってそこにあるスタンスや思想をあらわす意味合いが含まれてないよね。
いったいどういう意味で使ってるのか一回ちゃんと聞いてみたい。
私にとってのロック(と呼ばれる音楽)に欠かせないサウンド以外の要素とは、ノイジー(耳障り・やかましい)・反体制・独裁的など、世間から眉をひそめられる個性の数々。
サウンドやスタイルだけなぞっててもそれは私にはロックじゃないのです。
体制(社会)が間違ってたら反体制のメッセージが成り立つから、ロックでメッセージソングもありなワケ。
メッセージのあるロックってそういう曲だと思うのです。
その肝心のロック的思想が曲に感じられないから、そう言われてもね(苦笑; って思っちゃう。
だからもーそーゆー余計な事言わなければ良いのにね。

曲そのものはまだネット上で聴いただけだど、今までのシングルの中ではインパクトに欠けるかも。悪くはないけどB面っぽいかなぁ。ジャケや衣装はカッコイイのにね。
PVはダンスシーンのセットがちょっとチープかな。色もなんか変だよね。ネット画質のせいかもしれないけど。

以上、テーマうんぬんがなければもっと違った気持ちで聴けたのにと思った、音楽ガッタスの新曲初聴きの感想でした。