サイコーにワクワクした夏でした

日本時間で今日の早朝、ロンドン五輪サッカー女子の決勝が行われ、
アメリカと戦ったなでしこジャパンは前半と後半開始早々に失点し、
その後再三相手ゴールを脅かし、気迫で１点返しましたが及ばず、
惜しくも破れ銀メダルとなりました。
試合終了直後はいつも毅然とコメントしていたキャプテン宮間選手が
泣き崩れて立ち上がれず。。。
その様子に彼女のこの五輪にかけていたなみなみならぬ意気込みを感じたのでした。

その後、表彰式では笑顔で登場し、ほっとしましたが、
そこで笑顔が冴えなかった選手もいました。
特に後半交代で登場したチーム最年少岩渕選手は、
チャンスに決めきれなかった責任をすごく感じてたようで表情が硬かったですね。
そして鮫島選手も同じような理由で笑顔が浮かばなかったようです。

今回のオリンピックは一週目がちょうど夏休みと重なって
なでしこジャパンの戦いは予選一次リーグからすべてライブで見てしまいました。

初戦で戦ったカナダが日本が苦戦したフランスに勝って銅メダルを獲得したように、
ふたをあけてみたら楽な戦いなんて一試合もなかったですよね。
サブで望んだとはいえ、対南アフリカ戦ですら結局スコアレスドローでしたし。
（佐々木監督と同じくグループＦ２位通過を望んではいましたが
　正直２点くらいは取ちゃうんじゃないかと思ってました；）
でも、どれも良く守って、少ないチャンスをものにして得点して、
いかにもなでしこらしいくコツコツと決勝まで勝ち上がっていったなぁ
というのがのが私の今大会のなでしこの戦いっぷりの印象です。
それでも『オリンピックでメダル獲得』という夢をつないで実現した
それも北京で逃した銅よりさらに上のメダルを掴んだのは
本当に素晴らしい成果だと思います。

日本中が注目し多くの人の尊敬を集めた彼女らの活躍は、
きっと新しいもっと強いなでしこジャパンを創る礎となりますよ。

チームなでしこジャパン＠LONDON2012の皆様、
長く熱い戦い、お疲れさまでした！！！

『なでしこ、「らしさ」満開　走ってつないで堂々の銀』
朝日新聞デジタル 2012年8月10日9時15分
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201208100176.html