今日の戦いが明日への一歩に
アルガルベ杯グループリーグ２戦目の対ドイツ戦。
なでしこは痛い２敗目を喫してしまいました。
今回も前回と同じく前半はじまって間もない失点。
前の試合より入りは良く見えたんですけどね。
それでも前半中盤に初A代表(U-20W杯で活躍し、この試合で大儀見選手とツートップを任されたルーキー)田中美南選手がこぼれ球を冷静に流し込んで同点に追い付いてから、後半の序盤までは勢いあったんですが、ゴールから離れたところからのFKがキーパー海堀選手の頭上を越えて直接ゴールで失点。
その後も何度かチャンスはあったけど、相手にボールを支配される場面が多く同点のゴールは奪えませんでした。
試合後のインタビューで佐々木監督も大儀見選手も言ってたけどボールを持ったところで取りに来た相手選手に当たり負けして保てなかったのかな。
自陣に攻めこまれて蹴り出したボールもなかなか日本ボールにできなったし、いわゆるなでしこらしいボールを支配してパスを繋いでいく場面は少なかったですね。
これでなでしこジャパンのこの大会での決勝出場はなくなってしまいました。
(FIFAランキングにも影響するでしょう。)
そして残りの戦いを佐々木監督はどう考えているのか。
次の試合のスタメンが興味深いですね。
たぶん世代交代を意識しての第１戦だったと思いますが、このまま行くなら次も新しめの代表選手で行くのか、もしくは1勝を狙って今日のスタメンで行くのか。
これから日本にもどって日本でのリーグ戦に挑む選手が多いので、代表の底上げを考えるなら前者かなと思うけど、どうでしょうね。
そして改めて前世代のなでしこの偉大さを再認識。
でもそれをこれから担っていく新世代をつくっていかないと次の栄光にも届かないのです。
だから大儀見選手も言ってましたが、もうちょっと長いスパンで、新しいなでしこジャパンを見ていきましょう。
