歌手ごっちんの成長を実感したいなら（プレミアムベスト１ レビュー）

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プレミアム・ベスト1
後藤真希

ちょっと前の記事で 〜Version が数曲ってビミョー的な事を書いたのですが、
やっぱ元曲を知らないのでほとんどその点でひかっかるところはなかったですw
もういつも通りの聴き方。

まず一通り聴いて一番感じたのがごっちんの歌い手としての成長っぷり。
一番それを感じたのは『抱いてよ！PLEASE GO ON（２００５夏ハロー！Version）』と
今回再録音されたという『オリビアを聴きながら』。
てゆーかこのアルバム、この2曲だけでもとても価値ある一枚と思います。

ほかの曲も良いのですが、この２曲にはちょっと比べられないかな。
オリビアと同じく再録したらしい『溢れちゃう... BE in LOVE（プレミアムVersion）』は
フリオイグレシアスみたいなアレンジに曲が追いついてないと思います；
〜Version で危惧していたのはこういう落ちなのですけどね；

『抱いてよ！PLEASE GO ON（２００５夏ハロー！Version）』は、
収録曲リストが出た時から楽しみにしていた2005夏ハロコンのライブテイクver.。
スピード感あるオケにごっちんのはじけまくったボーカルがとにかく気持ち良くハマってます。
ごっちんがすごく生き生きと感じられるのもライブテイクならではですね。

『オリビアを聴きながら（2005 Version）』。
ほどよく力の抜けたボーカルにとてもとても曲の世界に引き込まれてしました。
それほど曲としての完成度は高いと思います。元曲超えたかも？！
バラードで時々気になっていた高音で声を張りすぎるところ（『スッピンと涙。』のサビのところのような）もこの曲では最後まで感じられなかったですし。
再録らしいけどきっと段違いに良くなってる気がします。

ライブで聴いた時に良いなぁって思ってた歌い方、ものにしたのかもしれませんね。
『愛のバカやろう』とかがちがちな感じしますもの。
そんな歌手ごっちんの成長を実感できるベストアルバムだと思います。