ドラマの様な現実の結末


 『<男性切断遺体>新宿・渋谷に遺棄、妻を逮捕 頭部も発見』


 東京都新宿、渋谷両区で昨年12月、切断された男性の胴体や下半身が
 相次いで見つかった事件で、警視庁新宿署捜査本部は遺体の身元を
 渋谷区富ケ谷1、外資系証券会社社員、三橋(みはし)祐輔さん(30)と特定し、
 10日、妻の歌織(かおり)容疑者(32)を死体遺棄容疑で逮捕した。
 祐輔さん殺害も認めている。捜査本部は同日、供述に基づき町田市原町田4の公園で
 見つかっていなかった祐輔さんの頭部を発見した。(1/11?毎日新聞


最初一報を聞いた時は場所柄新宿マフィア絡みの事件かなと思ったけど、
絵に書いたようなドラマみたいな真相だった模様。
なんでも夫と意見が合わず暴力を受けたのが動機らしい。
住んでるとこや勤務先など人から羨まれてもいいくらいの生活
(凶器はワインボトルらしいし)をしていたと思われる夫婦の最悪の結末。


この手の事件が同じ界隈でもうひとつありましたね。


遺体をバラバラにする心理には、猟奇的な動機、相手に対する憎しみ、
物として運びやすくするため、などがあるとどっかで読んだ記憶がありますが、
この事件は殺人そのものの動機は怒りや憎悪でも、
バラバラにした動機は物として運びやすくするためなんだろうなと。
ハンズで工具を調達したりその一部を生ゴミで捨てちゃったりするあたり
妙な冷静さを感じるし。
もうひとつの妹を兄が…の方は典型的な憎悪の果ての犯行っぽい。
犯人の遺体に対する視線が対照的なふたつの事件。
どっちがより人間らしいかと言ったら後者だと思う。


とかなんとか、書いてるうちにちょっと気持ち悪くなってきたかも;