ステマについて考えてみた

akedayo2012-02-21



ちょっと前に物議をかもしたステマ(=ステルスマーケティング)って、
マーケティングという言葉は入ってるけど
私はどちらかというと宣伝活動に属するんじゃないかと感じてます。


もちょっと前、クーポンサイトのフラッシュマーケティングもはやったけど、
こっちも短期効果だけど、SNSによる口コミ波及効果をねらってるところがマーケ的かなと。


今日日ブロガーを介した宣伝は欠かせません。その消費者に対する影響力はすごいから。
でもそれも品質の良さや商品力(クオリティ)あってこそ。
なぜなら心あるブロガーは今まで培った自ブログ信用維持の為、下手な製品は紹介してくれません。
だからこそ読者の信頼につながって口コミとして機能するんです。


つまり、ステマもフラマも肝心のクオリティなくしてはやっても無駄と思います。


たとえばステマで取りざたされる飲食店とか、それで得た評判で一時的に流行っても
肝心の食事やサービスがダメだったらリピーターはつかないし、結果お店も続きません。
そこでパッともうけてやめるならいいですけどね・・・
食事もサービスも良いのに流行らないお店はほかに問題があると予想されます。
立地とか価格とかね。そこもステマやっても結果は同じではないのかなと。


マーケティングの基本はやっぱ4P(product=製品、price=価格、place=売る場、
promotion=宣伝)がバランス良くできてることなのではないでしょうか。
ちまたの売れてる商品(長期的に繁盛するお店も)はやっぱそれがよくできてるんですよ。
でもそれを意図的に創るのはほんと大変で地道な作業だったりするのではないでしょうか。


そしてステマって目の敵にされてるけど、宣伝の一種だと思えば
雑誌とかTVとかのパブリシティ広告(記事の一部や番組の一部みたいに見せかけた広告)などと
一緒じゃないかなとも思います。


まどっちにしても手法に惑わされず品質をよーく見て選ぶってとこは
相変わらず消費者に託されてるのではと思う訳です。