AKB48の4Pについて考えてみた

akedayo2012-02-22



product=製品
AKB
制服っぽい衣装をきた女の子の集団


price=価格
CD価格+握手
劇場チケ代


place=売る場
過去(ブレイク前):公式サイト
現在(ブレイク後):公式サイト〜一般チャネル


promotion=宣伝
過去(ブレイク前):ネット、口コミ(?記憶あいまい)
現在(ブレイク後):タイアップによるメディア露出


確かに整合性のあるいいバランス。
まぁ結果論ですが音楽CDのそれではないことは確か。


ちなみに音楽CD(オールジャンル)なら・・・


product=製品
楽曲


price=価格
CD価格(1000〜3000円)
※オンラインショップ、中古ならディスカウント


place=売る場
CDショップ
(近年:オンラインショップ)


promotion=宣伝
ライブ、ラジオ、音楽雑誌、口コミ
(近年:TV、タイアップ)


って感じ?
こうみるとPerfumeってこっちに近いですね。
な〜るほど・・・


追記>
昨日だったか、ニュースでAKBがCD販売枚数連続ミリオンの記録を破ったってニュースを見て、
そーいえばこの人たちってなんでブレイクしたんだっけ・・・って思って、
wikiのAKBの項目をつらつら眺めてたら、興味深い一文を見つけました。


バブル崩壊後の不況・就職難の中で、若者はインターネットなど限界費用の少ない趣味に没頭するような消費様式をとるようになり、ライターの速水健朗はそういった経済状況に適応して生まれた文化をデフレカルチャーと呼んでいる[74]。経済学者の田中秀臣によれば、AKB48は不況下にも強いデフレカルチャーのひとつだと考えることができるという[75]。2000年代に入ると音楽データの違法アップロードなどの問題もあって音楽CDの売り上げが急落し(CD不況)、ライブで収益金を確保するスタイルがJ-POPの音楽業界の主流になった。そのためコンサートの入場料金は高額に設定されがちであるが、AKB48の劇場公演のチケットは(値上げが行われたとはいえ)一般的なアーティストのライブに比べればはるかに安価であり(後述)、また写真集をはじめとする関連商品の価格も相場より低めに設定されている。これは収入の低い若年のアイドルオタクにターゲットを絞ったマーケティング戦略であるという。


また、AKB48のメンバーの多くがブログ(あるいはTwitter)を開設しており、ファンはそれをチェックするという形で事実上出費の伴わない消費を行っているが、これもデフレカルチャーの典型と考えられる。同時に、経済学者のテイラー・コウェンが「心の消費」と呼んだ、金銭を移動させることのない非経済的活動のひとつともいえる[76]。


経済学者の金子勝は、AKB48のビジネスモデルは低価格路線の維持のために低賃金労働で従業員を搾取するユニクロの経営手法と類似しておりデフレ経済を定着させるものだと批判している[77]。この議論について田中秀臣は、そもそもアイドル市場は日本経済の影響を与えるほどのスケールではなく、結果と原因を取り違えていると述べている[78]。つまり、AKB48の経営手法がデフレを生むのではなくデフレという経済状況に適応するために生まれたのがAKB48の戦略であり、これは経済弱者である若者に希望を与える成功モデルとして評価されるべきであるとしている。


(後略)
※文中の出典は略


Wikipedia AKB48 AKB48の受容・ブームについての論評~経済状況との関連 より引用


だそう。
AKB48は不況下にも強いデフレカルチャー』だったのか。
へぇへぇへぇ〜〜〜ですね。
つまりブレイクした要因にそういう社会背景もあったってことか。
まぁでもCDが売れない時代にこれだけ売れてるってこと考えると、
今買ってる人は音楽CDユーザーじゃなと思われ、
とすると、CDヒットの理由は
社会背景プラス大量露出の相乗効果なのかなと思いました。